相性が合わない?相手とのギャップで決めつけると良縁を逃してしまう理由

「なかなか相性の合う相手がいません。」

「相手と食べ物の好みや趣味など、共通するものが何もないんです。」

今年こそは、素敵なパートナーを見つけて結婚したい。

そんな切なる願いを抱えながらも、
なかなか相性の合う相手がいないと、
感じる女性も多いようです。

確かに、相手に対して、
「この人とはすごく気が合うな。」

「この人とは、なんだか合わない気がする。」

そんな風に私たちは、相手との相性を見定めるものですね。

そして、結婚を視野に入れた相手ともなれば、
その目は、どうしても真剣になるでしょう。

しかし、もしあなたが、
なかなか相性の合う相手がいないと困っているなら、
それはあなたの見立て方が原因かもしれません。

多くの人が、相手を理解しないまま、
相性が合わないと決めつけてしまっているのです。

人は、自分と相手との間に、
似ている部分を感じたり、共通点を発見したとき、
相性が合うと思うようです。

そして、違う部分が多かったり、共通点が見つからないと、
「この人とは合わないみたい・・」そう感じるのではないでしょうか。

しかし、「私と彼は似た者同士!」

そんな風に思って交際を始めたら、
「すぐにうまくいかなくなった。」

実はそんな例も少なくありません。

私のクライエントさんの事例です。
彼女は30代後半。半年間の婚活の甲斐あって、
一人の男性と知り合いました。

彼女いわく、彼とは、興味のあるもの、食べ物の好みなど
共通点が多く話も弾むということ。

そして、彼女がそう感じたように、
彼も彼女に対してそう感じたようです。

知り合って1週間で交際がスタート。

3か月目にはプロポーズされ、彼女は幸せの絶頂でした。

しかし、そこから変化が起こったのです。

デートをしていて、なぜか彼が不機嫌になる。
ただ普通に話をしていただけなのに、急にぎくしゃくする。

突然、彼と上手くいかなくなりました。

彼になぜ怒っているのか聞いても、
「お前が悪い。自分で考えろ」と言われたそうです。

彼女はわけがわからないまま、結局二人は別れてしまいました。

どれだけ相性が合うと思った相手でも、
次第に合わなくなることは決して珍しくありません。

相性が合うか、合わないか。

それは、本気で相手を
知ろうとしてからでないとわからないのです。

相手は、私と考え方も感じ方も全然違う。
それは、決して悪いことではありません。

重要なのは、相手のもつ考え方、
感じ方を理解しようと興味をもってみることです。

お互いの違いについて興味をもつことで、
そこから思わぬ発見に発展する。

これまで見えなかった部分が見えて、
意外に楽しいかも・・・なんて、
感じることもあるかもしれません。

交際するということは、
こんな風に、自分の世界と彼の世界を大切にしつつ、
二人の新しい世界を作っていくことなのです。

多くの人が、あまり相手を理解しないまま、
あまりにも簡単に、あの人とは合わない、この人とは合わない。

そんな風に、決めつけているように思えてなりません。

合うか合あわないかは、相手の世界を
理解しようとしてからわかるものです。

人間ですから、どうしても合わない人はいて当然。

しかし、相性がどうこうという前に、
大切なのは、相手を知ろうとし続けることです。

それが、人に対しての愛というもので、
そんな愛をもって常に人と関わっていれば、
きっと良縁にも恵まれるはずですよ。

~あなたにあった人がいる~

結婚相談所RAIL&POINT