恋愛のチャンスを逃す原因!相手との違いで関係を終わらせるのは間違い?

自分と相手との間に、少しでも違いを感じると、
その関係を終わらせるという人は少なくありません。

「この人は、自分には合わないな・・・」

「この人、あんまり好きなタイプじゃないかも・・・」

そんな感覚を感じると、それ以上、相手を知ろうとすることを
やめてしまうのではないでしょうか。

しかし、誰かを好きになり、好きになってもらうということは、
その人と、良い人間関係を築くということ。

直接、恋愛には関係ないと思う人間関係であっても、
日頃から良いものにしておくことは、
幸せな恋愛をするうえでとても大切です。

しかし、多くの人が、相手と違いを感じると、
その関係をおざなりにしてしまうもの。

あなたも、違いを感じるというだけで、
簡単に人間関係を終わらせていませんか?

あの人は、よくわからないからもういいや。

分かってくれる人とだけ、付き合えればいい。

もし、こんな風に、関係を終わらせることが多いとしたら、
日頃の人間関係だけでなく、恋愛も上手くいかない可能性が高いです。

あなたは、自分が思うように相手も思い、
自分が感じるように、相手も感じると思っていないでしょうか。

実はその思い込みが、あなたの恋愛を邪魔します。

あるクライエントさんの例です。

彼女は40代の女性。
これまで、異性と知り合う機会はあるものの、
どれも、関係を深めるまでには至らなかったとのこと。

「相性が合わなかったのですかね。」

彼女は、そんなふうにおっしゃっていましたが、
色々お話を伺っていると、あることに気づきました。

それは、相手との違いを感じると、
彼女がそれ以上、前に進めないということ。

相手の考えや反応に対して
「なぜ、そんな風に思うの」

「私とは全然違う・・・。」
そんな感覚を感じると、それ以上、
関係を続けようという気持ちが下がってしまうのです。

しかし、そもそも自分と他人は違う人間。

考え方や感じ方は人それぞれ全く違うものであり、
自分と同じように思い、感じる人などいないのです。

例えば、失恋したら、悲しくて当然と思うとします。

しかし、同じ失恋したという出来事であっても、
悲しいではなく、悔しい、惨めなどと感じる人もいるものです。

上司に叱られたという出来事に対しても、
落ち込むという人もいれば、恥ずかしい、むかつくという人もいます。

これだけ、人の感じる気持ちや考えは違うもの。

自分が思うように相手も思い、自分が感じるように相手も感じる。

あなたが、恋愛関係を築いていきたいなら、
まずは、これが思い込みであるということに気づきましょう。

自分が思うような言動や反応が返ってこなくて当たり前。
そのくらいで関わってちょうどよいのです。

そして、その違いを知っていくことが、
お互いを発見しあう楽しい作業。
そんな姿勢で、人と関わってみてください。

先ほどの女性も、相手との違いを見つけて、
お互いの考えや気持ちを共有していくことを、
意識するようにしました。

「違いはいけないものと思っていたけど、それは思い込みだったんだ。
そう知っただけで、なんだかとても楽になりました。」

そうおっしゃっていました。

日頃、多くの方のご相談をお受けしていると、
思い込みによって、多くの関係が
終わってしまっていることに気づきます。

しかし、これらの中には、
終わらせる必要はなかった関係もたくさんあるものです。

相手との違いを楽しむ。

それが、相手との関係を築くことで、
そこまでしなければ、
本当に相手と合わないかはわからないのです。

違いを楽しむという姿勢をもっていれば、
いざ、恋愛というチャンスがやってきたとき、
きっとその人と良い関係を築くことができるはずですよ。

結婚相談所RAIL&POINT
代表 松下涼子