先日、タウンページの、本当に小さな当会の広告をご覧になり、40代のご初婚の女性のKさんがご訪問してくださいました。システムの内容の豊富さの実際をご覧になられたのは初めてでらっしゃったようで、本当に、心の底から驚いておられるのに、この私も、改めて驚かされました。
ずっと、結婚相談組織の中で仕事をしていますと、何とはなしに、世間のみなさまも婚活の実態や実情をご存知のはず(!)と何故か思ってしまう傾向があります。また今は、インターネットの普及により、どんな細かな情報も、みなさま、瞬時に知っておられる、と思いがちですが、まだまだ、そんなことはないのだなぁーーと改めて思いました。
考えてみますと、人の一日の時間は限られていますし、交友範囲も一般には、それほど広範囲ではない訳ですから、TVや新聞で報道される大きなニュース以外には、いろんな事柄の細部の情報は、やはり、当事者の方以外は、手に入れることは難しいのだと思いました。
数年前からブームとなっています、婚活ということも、「たくさんの人がお相手探しをしているのだなぁー」という認識はお持ちでも、その実際は、やはり、ご自分が実際になさってみて初めて分かる、ということなのかもしれないと思いました。とすれば、婚活の場でその出会いをご提供する側である相談所側も、広く世の中で、パートナーを探しておられる方たちに対して、微に入り、細に渡って、出会って頂くための情報をあらゆる場面で伝え続ける必要性があるという風に思いました。それは、無論、個人情報を開示する、などということではなく、いかにしたら、効率よく(効率はとても必要だと思います!)その方にとって、無理のない、自然な形で出会いをご提供できるか?ということだと思います。そして、もしも実際にご活動をスタートなさったなら、そのお相手探しの過程において、会員様の意識の変革も、時には本当にご必要になる訳ですから、システムやアドバイザーに全てを依存なさることのリスクも併せてリアルにお伝えして行く必要もあるのだと思います。
先日は、そのようなことを詳細にすべてお話させて頂いたあと、しばしのお互いの沈黙のあと、 「これはやはり、今、決断しないと、考えると、気持ちが必ず後退しますよね?!」と、突然、Kさんが言われたのでした。
おぉっ!と私は思わず内心声を上げてしまいました。
いつも最初のご面接のあとは、決して、即断を強要したりはしていませんが(本当です!)でも、Kさんの言われたそのセリフは、幾度となく、申し上げたことはあるんですね。
こうして、お話を聞きにこられたタイミングというのは、お気持ちが結婚に向いておられる、まさにその只中におられるのですから、今、今日のこの場ではなくても、この時期に、スタートなさるかどうかは真剣にお考えになられることが、ご結婚への大きなチャンスとなられると思います!と、強く申し上げることは幾度もあります。
そうして、お考えになり、1週間や1ケ月後に、「是非、お願いしたいと思います!」 のご返事を頂いたり、または、「大変申し訳ありませんが、他相談所でスタートすることになりました(^^)」 と、ご丁寧なご返事を頂いたり致します。 (-_-)(-_-)
でも、その日、Kさんは、ご自分から、意を決してくださったのでした!!
今、思いましても、どんなに、渾身の勇気を振り絞ってくださったことでしょう!!
その勇気に十二分にお答えできるだけの仕事を、この私も、精一杯、日夜、努めたいと改めて、心から思いました。こちらこそ、本当に、どうぞ、よろしくお願いいたします!!
世田谷・新宿のアットホームな結婚相談所
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