紙一枚

このたび、知人が入籍することになりました。

二人の交際期間は長く、途中、「結婚しないの?」と聞いてみたくなる瞬間もありましたが、お互いのライフスタイルを尊重しながら生活している様子は、それもまたよし!と思わせる説得力と格好よさがあり、人生のパートナーとしてとてもうまくいっている様子でした。

入籍のきっかけは、震災なのだそうです。
今回のような予想もつかないヒドイ事態になった時、お互いを探し出すにしても、公的な力をかりて先へ進むにしても、正式に夫婦の形であったほうが、何かとよいのではないかと思ったらしいのです。
「緊急連絡先的な意味合いですが。。」と照れながら、嬉しそうに話してくれました。

このように、震災をきっかけに入籍を考えるカップルも多いのでしょうね。

日本の社会においては、正式に親族であるということは、何事かおきた時にはやはりとても強いと思いますし、特に妻の立場はあの手この手で守られていて、その強さは圧倒的です。

入籍の紙一枚で相手に対する確固たる地位が築かれ、尊重され、守られるわけですから、紙一枚から発生するデメリットが煩わしさ以外にないのなら、「正式」になっておくのもよいと思います。

それに、この紙一枚がもたらす安心感もとても大きいですからね。
きっかけは何であれ、二人の門出、おめでとう!!

以前会社の後輩が結婚し、海外赴任中のご主人の元へ旅立つ時、「チケット、会社が出してくれるんですよ!しかもビジネスクラス、初めて~っ!!」と大喜びしていました。
「彼女」と「妻」では待遇が違うねぇ~♪」と一緒に喜んだ、おまけのエピソードを思い出しました。

濱 英子【アラフォーのブライダルコンサルタント】
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東京・杉並の結婚相談所 ブライダルブリッジ
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