晩婚化→晩産化=少子化

晩婚化→晩産化=少子化

こんにちは。

福岡市の結婚相談所 エンジェルロードの石松恵子です。

 

昨日、西日本新聞社、社会部の女性記者の方が来店され、取材を受けました。テーマは『人口減少について』 でした。

 

2010年の統計によると、福岡県の女性の初婚年齢の平均は30.1歳。10年前と比べると2歳も上がっています。20代から30代独身女性の未婚率は主要都市20県の中でワースト1位だそうです。

 

なぜ福岡の女性は結婚できていないのか??

福岡の独身男性は都市圏(関西、関東)に出て行き、逆に福岡には専門学校や短大、大学が多い為、九州全体の女性が福岡に集中して来ています。従って福岡は男女比のバランスに大きな差があるのが大きな要因と言えます。福岡は圧倒的に女性が多いのです。

年々、晩婚化になりつつあるということは、晩産化も当然の事として受け入れなくてはなりませんね。

出産も20代後半より、30代前半の第一子出生率が高くなっているのが現状です。35歳以上の出産がマル高と言われ、色々とリスクが高くなる事は、よく知られています。しかし、卵子の老化によって不妊になる事までは、知られていなかったのが現実です。

女性の社会進出もあり、外見は若々しくても、実際の体内年齢は加齢していて、妊娠力は年齢と共に下降線を辿ります。今は、体内に卵子がどれだけ残っているかを把握できる「AMH検査」という血液検査で調べる事ができるようです。それによって今ある卵子の質を向上させる事が大切になってくるのだそうです。

 

また、このストレス社会や食生活の乱れ等からも20代から卵子が減少している事実や25歳から既に卵子が老化する事を、出産を望む女性は、しっかりと頭に入れておく必要があると思います。

最近、出産限界年齢に達してから、慌てて相談所に駆け込んでくる女性が増えています。

入会→お見合い→お見合い成立→交際→成婚→(不妊治療)→妊娠→出産を考えると気の遠くなるような現実が待っているのです。すんなり行っても出産まで最低2年はかかります。こんなはずじゃなかった、こんなに苦しむならもっと早くから婚活しておけば良かった、等、多くの女性達の嘆きを目の当たりにしています。

今は不妊治療の検査や治療を受けた事のある夫婦は、6組に1組だそうです。不妊治療には、先ず病院に行き採血・内診・注射を受ける「肉体的な苦痛」。 次に、その為の支払いに対する「経済的な苦痛」。最後に何度も挑戦しては失敗の「精神的な苦痛」の三重苦が伴うと言われます。

 

妊娠出産は個人差がありますが「自然な状態では、35歳を過ぎると妊娠しにくくなり、45歳を過ぎると妊娠の可能性は殆どなくなる」といわれます。夫婦で正しい知識を知り、その上で産みたい女性たちが幸せな選択が出来るような社会なって欲しいと願っています。

結婚適齢期の女性は福岡には多くいらっしゃいます。

福岡の独身男性諸君、一日も早く婚活して結婚しましょうよ!!

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