数日前のことでした。新宿オフィスから仕事を終えて帰宅の途中、自宅のあります小田急線の最寄駅に降りて、改札へ向かう途中で、中年のご夫婦（ご夫婦のように思いました）とすれ違った瞬間、切符が一枚、下に落ちているのに気がつきました。
今のご夫婦が落とされたのに違いないと思い、咄嗟に「切符、落とされましたよ！」振り向きながら声を掛けました。とすぐに、ご夫婦のすぐ後に歩いていた３０代後半くらいの男性がすぐさま切符を拾い、ご夫婦に「はい」と手渡したところ、「いえ、ちゃんとありますよぉ」とのお答え。確かに、ちらりと奥様の手の中の切符が見えたのでした。
あちゃーと思ったのは、私です。とんちんかんな早とちりをして、却って迷惑を掛けてしまったではないの！と赤面しかかっていましたら、切符を渡しそうとした男性が、ご夫婦と私の方へすばやく視線を投げかけながら、「他の人が落としていたのを間違えてしまったようですね？」とさらりと言って風のようにホームへの階段を降りて行ったのでした。
その爽やかな行動に、思わず、後を追いかけて、「失礼ですが、独身でらっしゃいますか？」と尋ねそうになりました。そして、そうだったなら、「あのーー、実は、私の知人のお嬢さんに、とぉーーっても良い方がおられるんですが！！」と言いたい衝動を明確に自覚してしまいました。
・・本当に、アルコールが入っていたなら、そうしかねない自分が少しコワかったですけれども（＾＾）（＾＾）
私の年若い友人は、駅でぶつかった見知らぬ相手に手帳とお財布を拾ってもらって、それがご縁でゴールインした女性がいます。
婚活をなさりながらも、会員様の日常にも、そんなハプニングも起こるといいのになーと思った先日のことでした。
そのとき、もう一声を、どちらかが掛けることができるかどうかが、大きな運命の分かれ目ですよね？
運命を変えるような出来事も、一瞬の勇気や判断で、その後の展開が異なってくるのかもしれないと改めて思いました。
会員様には、たとえ失敗しても、婚活のどの局面においても、その一歩を踏み出す人であって欲しいです。
何故なら、すべて運命は、その一歩から切り拓かれるものだと思うからです。また、その一歩からしか切り拓かれないと思うからです。
どんな一歩であっても、それは、後ろへではなく、未来へと、前へと確かに伸びている一歩なのですから・・。
今日も、（明日も）ご一緒にがんばりましょう ♪
世田谷・新宿のアットホームな結婚相談所
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